美を追求する人を彩る
先日、東北ビューティーコレクション2025で
ヘッドドレスやフラワーコスチュームで参加者様を彩らせて頂きました。
プラチナ部門からキッズ部門まで、総勢31名の参加者は
どの方も、この日までにボディだけではなく、心まで磨き上げられて
何か自分の中のブロックを外し、
それぞれが、何かを乗り越えられてきたんだろうなぁ。と、わかる位の
芯の強さを感じました。
『 自分に真剣 』その言葉を聞いた時に
まさに!! と思いました。
どんなきっかけで、大会に出る事に決めたのかは
人の数だけ、その時の思いがあると思います。
どんなに美しい人だって、不安にならない人はいないと思う。
自己ジャッチ。
周りからのジャッチ。
参加者の誰しもが避けられない感情だと思います。
やる or やらない
挑戦する or 挑戦しない
コミットする or コミットしない
全てに曖昧はなくて、
必要なことは どちらかを選ぶ覚悟なんだぁ。
と、側で魅せられました。
そんな、自分の人生に本気で生きる方を
彩らせて頂くことは、
私にとっても、今までの自分では
物足りない?
と、その都度 身体の中から新しい自分が出てくるのを感じます。
相手の本気に、コミットする。
妥協は無い。
主役は私じゃない。華を咲かせるのは彼女たち。
自分は出し過ぎず、彼女たちの魅力を最大限に引きだす為に
細部まで妄想する。
ステージからは見えないであろう細部にこだわるのは
彼女たちへの敬意と、自分へのコミット。
花と人とart は、独りよがりの自己満では やる意味がなく。
彩られる方が、身体、心ともに
幸福感で満たされることが大前提。

彩っては、確認して。
目を閉じて
纏う姿をリアルに感じて
色を花を選ぶ
その繰り返しは
どんどん感覚を研ぎ澄ましていきます。
妄想♡
いつでも、どこでも、見たい世界へ
連れて行ってくれる魔法です。
作品の中には必ず、変化やストーリーが
織り込まれていきます。
今回は、彼女のさらっと放った
「 今回背中で魅せようと思う 」
その言葉から、正面と後ろ姿の配色を変えました。
それぞれの方に、絶対的に似合うカラーはあります。
ただ、そのカラーを使い過ぎると
定番化し、あたかもその方のイメージみたいになってしまう。
使いたい。
けど、カラーで縛りたくない。
カラーの持つイメージが彼女の全てでは無いから、、、、、。
毎回、葛藤します (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭

そして、当日。
一針一針 縫い付けていきます。
全てが混ざり合う瞬間。
私にとっては、まるで答え合わせのような時間。
歓ぶ声、笑顔、ボディ、を目の前で感じ。
私の中も、歓びで満たされていきます。
ありがとう。
彩らせて頂き 本当にありがとうございます。

信頼し、委ねてくれる方がいるから
私は没入して制作することが出来る。
作らせていただける。
素直に感謝が溢れます。
ありがとうございます。


毎分、毎分 美しくなっていく姿。
自分を信頼し、美しくいる事、
そこを思う存分に味わって歩く姿は優美過ぎました。
私の施す彩りは、スパイスで
その方の良さを引き出す為のもの。


選んで進んだ、日々の集大成。
ボディからだけではない、内側から溢れる出てくる美しさは
誰もがグランプリだと感じました。

