名取産のカーネーションを使って ハーバリウムが出来るまで ①
以前もお伝えいたしましたが
私の住む名取市は『 東北一のカーネーションの産地 』です。
名取産のカーネーションは、一輪でもずっしり重く、華やかなカーネーション。
そのカーネーションを使ってハーバリウムを制作する企画を
仰せつかりました。
ハーバリウムに使用できる花材は
ドライフラワー、プリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワー(造花)です。
生のお花は水分量が多いため
使用してしまうと、カビが生えてしまいます (T-T)
生花の見たまま、綺麗な発色で閉じ込められたらいいんですけどねぇ。
今回は、ハーバリウムに入れる為に
名取産の立派なカーネーションをドライフラワーにしました。
カーネーションは、他のお花と違ってガクの部分がしっかりしていて
花びらも厚めで、水分量が多く
ドライフラワーにはあまり適してはいません。
普通に吊るしてドライフラワーにするには
最低でも2週間はかかります。

2週間以上、吊るしている間に、ガクや茎の部分は段々と褪色が進んでしまう
なかなかの強者です。
( 実際、ドライフラワーが流行しても、カーネーションのドライフラワーが販売されているのは見た事がなく、今までドライには向いていないとされていた花材でもあると思います。)
私も、この企画をお聞きした時すぐに
数種類、数色のカーネーションを通常のドライアップを試してみましたが
スプレータイプの小さいお花のカーネーションは比較的
時間はかかりませんでしたが
スタンダードタイプと言われる、皆さんがよく見かけるカーネーションは
2週間以上かかりました
。
名取産のカーネーションに至っては、2週間経っても
ガクを割ってみると、まだセミドライの状態でした。
セミドライの状態で、アート作品、キャンドルなどを作る事は出来ますが
ハーバリウムはとにかく水分が苦手なので
カラッカラになるまで、水分は抜いていきます。
そこで、現れた救世主!!
ドライフラワー用のシリカゲルです。
バラがお好きな方は、ご自宅で育てられたバラをドライフラワーにされて
アレンジメントをお作りになられる方もいらっしゃいますよね♪
私もハーバリウムの講師になりたての時に
庭で育てた、ビオラ、花かんざし、ノースポール、千日紅などを
ドライフラワーにして、アレンジメントやアクセサリー、ハーバリウムにしていました。
( わくわくして仕方がなかったのを覚えています!)
その時のわくわくと共に、
カーネーションを、ドライフラワー用シリカゲルに投入しました!
うーーーーーーん。
花びらや、葉は5日位でパリッパリになったのですが
やはり、ガクの中は手強い (T ^ T)

ガクの中も、カラッカラにしたいので
花びらをかき分けて、スプーンでサラサラーっとシリカゲルを降り注ぎました。
その4日後、、、。中もようやくカラカラになった様子。
その時の、カーネーションの色味は濃縮されたイメージです。
明るめのビビッドピンクがダークピンクになったかんじです。
いろいろ試しましたが
個人的に一番、変化してもあじわいのある色味だと思います。

中までカラッカラのドライになると、
持ってもすぐ軽い!!
ってわかる位にお花の水分が抜けて軽くなります。
グラニュー糖の様なシリカゲルを、指で払おうとすると、花びらが欠けてしまうくらいに
パリパリなっているので、
シリカゲルを取る時は、メイクブラシの様な優しい物が良いです。
(歯ブラシで試しましたが、強すぎる様です)

ハーバリウムの瓶の中の世界は
オイルの性質と瓶の形状が相まって、拡大したように見えます。
( 瓶が丸みを帯びている為です )
なので、シリカゲルの粒は綺麗に落とした方が
質の良い作品が出来上がります。

頂いた思い出のお花や、大切に育てたお花で
是非、ドライフラワーを作ってみてください!
名取産カーネーションドライフラワーにする方法は
また、詳しく書いていきます ( ´ ▽ ` )